2023/08/12 14:54
〈 〈 実から豆を取り出す方法も違うのか(驚) 〉 〉
コーヒー豆は、コーヒーの実(コーヒーチェリー)の中に入っています。
収穫後コーヒー豆を取り出すのに、地域や農園によってその取り出す方法が変わってきます。
その方法は、
◆ウォッシュト(水洗式)
◆ナチュラル(自然乾燥式)
◆折衷方式 ーパルプド・ナチュラル
ーハニープロセス
ーセミ・ウォッシュト
がありますが・・・何がなんぞや(笑)ですね。
〈 〈 コーヒー豆を取り出す方法による風味の違いは? 〉 〉
もともと、地域の土壌の違い(テロワール)や前述の栽培品種の違いですでにコーヒーの風味は違うのですが、さらにこの工程でも変わってきています。
それぞれの加工方法については今後紹介していこうと思いますが、まずはこんな風味になるよ!という紹介です。
◆ウォッシュト(水洗式)
「クリーンカップ」と表現されるフレーバーになります。ボディは軽く、酸味が際立つ。
◆ナチュラル(自然乾燥式)
果実味のあるフレーバーが加えられ、フルーティーな香りが広がる。チェリーの完熟度合が不揃いなので、複雑な風味をもつ。
◆パルプド・ナチュラル/ハニープロセス
甘みやコクが強いコーヒー。ウォッシュトよりもボディがしっかりしているかんじ。
◆セミ・ウォッシュト
ボディは重厚で酸味は少ない。インドネシアでよく行われる精製方式で、木や土、スパイス等と表現されます。
栽培品種やテロワールによっても違いは出てきますが、こうやって見てみると、"酸味" や "コク" のバランスはこの精製方法でほとんど決まってくるのかなぁと改めて考えることができたので、またコーヒーの違いを探るのが楽しくなりそうですね!
